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2023年02月01日

みんなで学ぼうさい-No.9「災害の跡を伝える地図記号」

こんにちは。

知っていると役に立つ防災に関する話などを皆さんにご紹介する
お知らせ記事「みんなで学ぼうさい」。
第9回目です。

 

初めての場所へ出かける時には、スマートフォンやカーナビの地図を頼りにすることが多いと思います。
目的地を入れれば、問題なくたどり着くことが出来るのでとても便利ですね。
最近では、学校で学んだ地図記号を気にしながら、地図を見て出かけることは、ほとんどないかもしれません。

 

そこで突然ですが、地図記号の問題です。
こちらの地図記号は、何を意味するでしょう?

        

 

 

皆さんは、お分かりになりましたか?

答えは、災害の跡を伝える地図記号です。「自然災害伝承碑」を表し、災害の石碑やモニュメントの場所を示します。

 「自然災害伝承碑」とは・・・過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害に係る事柄 (災害の様相や被害の状況など)が
               記載されている石碑やモニュメント
で、

                *自然災害に関する発生年月日
                *災害の種類や範囲
                *被害の内容や規模
                 が記載がされたものです。

  当時の被災状況を伝えることを目的として、当時の被災場所に建てられていることが多く、
  地図を通して伝えることは、地域住民による防災意識の向上に役立つものと期待されています。

 

国土地理院のウェブ地図では、自然災害伝承碑の情報(*)を確認できるそうです。
地図上にこの記号がない場合もあるそうですが、その場合は、自然災害伝承碑が存在しない、存在していても認知されていない、認知されていても
登録申請がされていないなどの要因が考えられるそうです。 
 (*)自然災害伝承碑の情報・・・①碑名 ②災害名 ③災害種別 ④建立年 ⑤所在地 ⑥伝承内容 ⑦写真  以上の7 つの情報 

 

自分の住む地域の自然災害伝承碑を探し、新たな視点でその地域について知るのも、防災力向上の一つになると思います。
ぜひ、地図でこの記号を探してみてはいかがでしょうか。

 

国土地理院 自然災害伝承碑に関するページはコチラ ⇒⇒⇒ https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html

 

 


 

身の安全を守るには、日頃から防災意識を高めることが重要です。

現在、千葉県西部防災センターは、感染防止対策をとりながら一部の施設を再開しております。
当面の間、混雑により3密を避けるため、事前予約が必要です。

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